お知らせ

小田原のどか/オンラインフォーラム「文化財返還問題を知る 文化財返還問題から考える」企画・登壇

2026年4月14日

小田原のどか講師がオンラインフォーラム「文化財返還問題を知る 文化財返還問題から考える」を企画・登壇します。

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オンラインフォーラム「文化財返還問題を知る 文化財返還問題から考える」
日時:2026年5月16日(土)13時〜17時
使用言語:日本語(Alexandra Watson Jonesさんの基調報告には日本語字幕がつきます)
主催:横浜国立大学小田原研究室/実践女子大学山本研究室
協力:東京大学韓国学研究センター

【概要】旧植民地や占領地から日本に持ち込まれた文化財をめぐって、2025年12月に国会に「日韓の文化財返還問題に関する質問主意書」が提出されるなど、日本社会における「返還問題」をいまいちど知り、ここから考える必要があると考えます。この度のオンラインフォーラムでは、「文化財返還問題」を初めて知る方にも向けて、世界各地の事例を紹介するとともに、旧植民地や占領地から日本に持ち込まれた文化財の「返還問題」から何を考え、どのように行動することができるのかについて、ともに考える機会をつくります。

※ウェビナーによるオンライン開催になります。参加を希望する方は下方「お申込みはこちら」からお申込みください。

お申込みはこちら›› https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScPPvdfjgG-pK6U6hzF4TUmx2XngYiY7NkA_otDlQdXZbg8lA/viewform?usp=header

【第1部】13:00〜14:50
[基調報告] Alexandra Watson Jones (ヴィクトリア&アルバート博物館学芸員)
[解説]山本浩貴 (実践女子大学文学部准教授)
[コメント]林 容子 (一般社団法人アーツアライブ代表理事)  池上慶徳 (国際基督教大学博士課程 早稲田大学政治経済学術院研究助手)

【第2部】14:50〜17:00
[基調報告]五十嵐 彰 (公益財団法人東京都教育支援機構東京都埋蔵文化財センター調査研究主任/慶應義塾大学非常勤講師)
[解説]小田原のどか (彫刻家・評論家/横浜国立大学教員)
[コメント]有光 健 (「韓国・朝鮮文化財返還問題連絡会議」世話人/早稲田大学国際和解学研究所招聘研究員)  太田紗菜 (東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻修士課程)

〜総合討議〜
17時終了[※進行予定は変更になる可能性があります]

【登壇者略歴】
Alexandra Watson Jones
ヴィクトリア&アルバート博物館 学芸員
2018年に同博物館の展示「マクダラ 1868」を企画、V&Aの所蔵品の中から、長年にわたり論争や議論、返還要求の対象となってきたエチオピアの美術品に焦点を当てた。2024年、スコットランド国立博物館との共同博士課程プロジェクトとして、セント・アンドリュース大学で美術史の博士号を取得。博士論文の研究は、V&Aのエチオピア・コレクションに関する研究を基盤とし、18世紀後半から20世紀半ばにかけて、イギリスの個人や機関がエチオピアの物質文化を収集してきた歴史を探求する内容。

有光 健
「韓国・朝鮮文化財返還問題連絡会議」世話人/早稲田大学国際和解学研究所招聘研究員
1951年生。早稲田大学政治経済学部卒業。1990年代より「慰安婦」、韓国人BC級元戦犯問題、シベリア抑留者の支援など、様々な戦後処理・補償の運動に携わる。共著に『未解決の戦後補償』(創史社)、『未解決の戦後補償Ⅱ・戦後70年・残される課題』(創史社) がある。

五十嵐 彰
公益財団法人東京都教育支援機構 東京都埋蔵文化財センター調査研究主任/慶應義塾大学非常勤講師
1961年生。慶應義塾大学大学院修士課程修了。専攻は第2考古学(考古学方法論など)。韓国・朝鮮文化財返還問題連絡会議、中国文化財返還運動を進める会の世話人を務める。著書に『文化財返還問題を考える』(岩波ブックレット、2019年)がある。

池上慶徳
国際基督教大学博士課程 早稲田大学政治経済学術院 研究助手
国際基督教大学大学院にて修士号(平和研究)を取得後、2026年4月に同大学博士課程に進学。早稲田大学を基盤とする国際和解学プロジェクトに若手研究者として参画している。専門は東アジアにおける文化遺産と国際関係であり、特に日韓文化財問題を中心に研究に取り組んでいる。現在、日本国際平和構築協会(GPAJ)理事、国連システム学術評議会(ACUNS)東京連絡事務所事務局長、京都芸術大学 京都国際平和構築センター(KPC)事務運営担当官を務める。

太田紗菜
東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻修士課程
中東地域研究専攻。自身の朝鮮半島ルーツから脱植民地化に関心を持ち、在日コリアン関連の活動に従事する傍らパレスチナ問題へ関心を深める。現在はヨルダンにおけるパレスチナ系住民の抵抗運動への参与要因を研究している。朝鮮半島由来の文化財を学ぶ日韓(韓日)国際ワークショップ2025参加者。

林 容子
一般社団法人アーツアライブ代表理事
コロンビア大学大学院にてアートマネジメント修士(MFA)取得。 2012-2015年安部フェローとして、ケース・ウェスタン・リザーブ大学医学部招聘研究員として、ピーター・ホワイトハウス博士とともにアートと認知症に関する研究に携わる。文化とケアを結ぶ新たなアートの「社会的処方モデル」の構築を推進。著作に『進化するアートマネジメント』など。主な論文に「在日朝鮮文化財問題のアートマネージメントの観点よりの考察」『尚美学園大学芸術情報学部紀要』第5集、2004年。

山本浩貴
文化研究者/実践女子大学准教授
専門は現代美術史、トランスナショナル研究、ポストコロニアル理論、ソーシャリー・エンゲージド・アート。実践女子大学文学部美学美術史学科准教授。2010年に一橋大学社会学部を卒業後、ロンドン芸術大学 チェルシー・カレッジ・オブ・アーツで修士号および博士号を取得。主な著書に『現代美術史 欧米、日本、トランスナショナル』『ポスト人新世の芸術』『12ヶ月で学ぶ現代アート入門』など。

小田原のどか
彫刻家・評論家/横浜国立大学教員
1985年宮城県生。芸術学博士(筑波大学)。主な個展に、国際芸術センター青森[ACAC]、つなぎ美術館(熊本)、塩竈市杉村惇美術館など。おもな受賞に宮城県芸術選奨新人賞。主な単著に『近代を彫刻/超克する』(講談社、2021年)、『モニュメント原論:思想的課題としての彫刻』(青土社、2023年)、共編著に『この国(近代日本)の芸術:〈日本美術史〉を脱帝国主義化する』(山本浩貴との共編、月曜社、2023年)など。表現の現場調査団メンバー、アーティスツ・ユニオンオブザーバー、国立アートリサーチセンター客員研究員。

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