修了成果

Y-GSCでは、論文コースとポートフォリオコースの学生が、ともに理論と実践を横断しながら多様な研究を行っています。過去の修了成果のタイトルを紹介します。

2023年度


修士論文

  • アニメにおける「ディストピア性」——ディストピアアニメ『PSYCHO-PASS』(2012-2013)のパフォーマンス分析を中心に
  • 宮崎駿『風の谷のナウシカ』とエコフェミニズム
  • SNS時代の中国における女性文化実践——第四波フェミニズムからみる男性アイドルの泥塑(ニース)ファンの活動——

ポートフォリオ

  • 事象が隣合うとき——リサーチから物語る制作実践——
  • 体の持つ記憶をさぐる過程において生まれるダンス
  • 現実と幻想の交差点——存在しない世界のスキマから今を見つめ直す——
  • 円環の都市ー廃墟攪拌の幻想
  • 風景・怪奇・異界——神奈川県相模原市を舞台に——

2023年度


修士論文

  • -

ポートフォリオ

  • (秋学期修了)
  • 崖に立つ家

2022年度


修士論文

  • ラカンにおける「現実」——エスから〈物〉へ——
  • 21世紀の中国農村における芸術実践に関する考察
  • 宝塚歌劇における女同士の親密な関係に関する研究 ― 作品『ベルサイユのばら』と二次創作を中心として
  • 言葉と男性身体——ヴィト・アコンチの初期作品分析——
  • 口語教育に初源するメディア史——フリードリヒ・キットラーにおける教育と「一八〇〇年代書き取りシステム」の関係性
  • 岩井俊二の「手紙」映画における女性・音楽・風景について
  • 天地耕作論——制作における物質と労働の観点から

ポートフォリオ

  • 映画の真実性における実践

2021年度


修士論文

  • 山口勝弘と佐藤慶次郎のインターメディア的実践について──大阪万博前後の創作活動における作品の発展とその解釈──
  • 人工知能の存在論的研究──ハイデガー哲学における現代技術の再考
  • サウンド / アート作品における作家、作品、受容者の関係性の分析:クリスチャン・マークレーと小杉武久の事例に即して
  • アラン・ロブ=グリエ『不滅の女』における類似性と微弱な差異
  • 夢女子・腐女子から見る女性オタクのアイデンティティ構造──『あんさんぶるスターズ』の事例分析を通して──
  • コスプレ参加者における活動空間の日常性と非日常性についての考察──中国広東省広州市「動漫星城」におけるコスプレ活動を事例に
  • 1980年代における中国のオタク系文化受容研究──アニメ、漫画を中心に
  • 映像空間における建築の物語性──ミケランジェロ・アントニオーニの作品を中心に
  • 1978-88 年期の中国のアニメーション映画におけるナショナリズム──上海美術映画製作所の短編アニメーション分析──
  • 『レディ・バード』と『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』における新しい文学少女像

ポートフォリオ

  • 方法を渡り歩く 演劇創作における演技の開発と統合
  • 肖像画の交換制作にともない造形される眼
  • 断片のシークエンス - ショット群の連続として敷地を捉える設計スタディ

2020年度


修士論文

  • セルゲイ・パラジャーノフ論──映像のパラレリズム──
  • 槇文彦のキャンパス設計にみる建築理論についての研究 〜建築の「都市性」〜
  • キャロル論──主流映画におけるレズビアン的欲望の表象とその女性観客の受容について
  • 〈庭〉としての里山公園 郊外の入会はいかにして作られているか
  • 中国のクィア映画研究──第六世代監督の作品を中心に

ポートフォリオ

  • 場所への固着──対物性愛としての居場所の構築──
  • 展示空間における共在の実践と安全の制作

2019年度


修士論文

  • 中西夏之の絵と言葉の関係──1980年から1989年の画業を中心に
  • 量子論における実在の問題──コペンハーゲン解釈とシュレディンガー
  • マグドゥーガル通りにおけるイサム・ノグチ──第二次世界大戦終戦前後におけるインターロッキング・スカルプチャーについて
  • 今敏のアニメーションにおけるビジュアルな表現力の分析
  • 2.5次元舞台『刀剣乱舞』プロジェクトにおける「男性性」の特徴分析

ポートフォリオ

  • 『魔法少女セルトラリン』

2018年度


修士論文

  • ぬいツーリズムとつながりたい欲求 ──ファンのコミュニケーションに用いられるソーシャルメディアでのぬい写真の意味
  • 建築と支配性 ──蟻鱒鳶ルにおける物体-身体の制作──
  • ウォン・カーウァイ(王家衛)映画のナラティブ研究 ──パズル・ネットワーク的ナラティブを中心に──
  • アレキサンダー・マックイーンの<ストーリーテリング> ──1995年秋冬コレクションHighland Rapeを事例に──
  • 時間の圧力 ──タルコフスキー的空間──

ポートフォリオ

  • 人ではないものとして生きる
  • サンプラー的身体

博士論文

  • 記憶のヴィークル(乗り物)としてのアート・プロジェクト:クシシュトフ・ヴォディチコのアート戦略

2017年度


修士論文

  • クラシック音楽演奏者における演奏行為モデルの変容
  • 『トリュフォーの思春期』論 ──フランソワ・トリュフォーの子ども論とその手法
  • カルロ・スカルパにおける境界についての研究
  • 「地域アート」をめぐって ──現地経験としての芸術作品

ポートフォリオ

  • 「編集」をパフォーマンスとして上演する
  • 都市の<記憶>を映画に記録する ──横浜市平沼地区、みなとみらい21地区の物語──
  • 環世界を見る:身体|カメラ|環境
  • 演劇における時間

2016年度


修士論文

  • 新しい衣服の解釈のために ──G・G・ド・クレランボーの写真、衣服論、精神医学理論からのアプローチ
  • 都市の実存に関する考察
  • 熊谷守一における転写の問題
  • 就活における二面性と循環性 ──双数関係に規定された主体理論としての「自己分析」研究
  • ダイアン・アーバス論 ──猶予的発話、越境、そして対顔──

ポートフォリオ

  • 《新しいルーブ・ゴールドバーグ・マシーン》:ダイアグラムを用いた展覧会キュレーションの可能性
  • 外から見ること/内から測ること -建築における模型とスケール
  • アブストラクト・フォトグラフィー ──デジタル写真の可能性──

2015年度


修士論文

  • 川島雄三と戦後の東京
  • 刀根康尚の音楽活動について

ポートフォリオ

  • 現代における歌唱表現の可能性
  • ”私”の空間を求めて ──建築が生む境界、人間が生む境界──
  • 空間は無意識に働きかけるか

2014年度


修士論文

  • 身体イメージの生産/再生産 ──モダニズム以降のアートにおける身体のコンテクスト化──
  • 坂口安吾によるリアリティーの更新
  • 描かれた空間 ──アルヴァア・アアルト作品からみる触覚的表層
  • 藤本由紀夫の「サウンド・アート」研究:空間性の考察
  • コジェーヴのヘーゲル解釈における弁証法的歴史観の再考
  • eSportsにおけるデジタルゲームプレイヤーの行動及びコミュニティー形成についての研究

ポートフォリオ

  • 編集による映画の制度性について
  • 循環する視線
  • 空間は無意識に働きかけるか