『横浜建築都市学2025秋』開催
2025年11月27日
Y-GSC教員の小田原のどか講師が『横浜建築都市学2025秋』コーディネートを担当しています。
11月28日から横浜建築都市学2025秋が始まります。
今回のテーマは「〈現場〉の思想」です(参加無料)。
また、11月28日の横浜建築都市学のあとには、「縁食会」が開催されます(参加費学生500円、一般1500円)。
予約不要ですので、気軽にご参加ください。
「耕すキッチンプロジェクト」:藤原辰史さんの著書「縁食論」をきっかけとし2024年に発足したプロジェクト。キッチンや展示空間をきっかけに、パワープラントホールの環境を整備し、公共の場として地域に開く。食を介して人々がゆるくつながる「縁食会」を定期的に行うことを目標に活動している。
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2025年度 横浜建築都市学
「〈現場〉の思想」
未曾有の大震災、新型コロナウィルス感染症によるウッドショック、都市の代謝、入植植民地主義──。
様々な現場で固有の問題系と向き合いながら、土地に根ざした取り組みを持続可能なかたちで継続し、コミュニティや土地をケアし、制度に介入するためには、いかなる手立てがあるだろうか。そしてまた、かような実践の数々は、どのような思想に支えられているのだろうか。
2025年度秋学期の「横浜建築都市学」では、芸術家、建築家、設計ユニット、アートチーム、映像作家、歴史学者などの専門家の方々と、〈現場〉をめぐる連続対話を開催し、ともに学び、考える機会をひらきます。
会場:
IUIパワープラントホール(キャンパスマップN7-2)
授業時間:
16:30-19:00
11月28日(金) 16:30-19:00
タイトル:森林、木材、建築――ウッドショックと自然災害から考える
講師:建築ダウナーズ(空間・什器設計/制作ユニット)
モデレータ:小田原のどか(芸術学、都市イノベーション研究院Y-GSC講師)
12月5日(金) 16:30-19:00
タイトル:近代をめぐる映像の思考1――対立を超えていくために:信州編
講師:由井 英(映画作家)
モデレータ:多和田雅保(日本近世史、横浜国立大学先進実践学環教授)
12月12日(金) 16:30-19:00
タイトル:あらゆる制度の先住民化――入植植民地主義と〈わたしたち〉
講師:マユンキキ(音楽家・現代美術家)、山田大揮 (あやめ文化技術研究所)
モデレータ: 小田原のどか
12月19日(金) 16:30-19:00
タイトル:近代をめぐる映像の思考2――対立を超えていくために:陸前高田編
講師:由井 英
モデレータ:多和田雅保
2026年1月9日(金) 16:30-19:00 ※同日、日没後の横浜でのワークショップも開催します
タイトル:厄災と都市の思想----土木としてのアート
講師:SIDE CORE(アートチーム)
モデレーター: 小田原のどか
2026年1月23日 16:30-19:00
タイトル: アートプロジェクトは何を変えるか──津波被災地におけるインプログレス
講師:川俣正(アーティスト)、鈴木雄介(建築家)
モデレータ: 小田原のどか
主催:横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院
企画:小田原のどか、寺田真理子(都市イノベーション研究院Y-GSA准教授)、多和田雅保
運営:横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院Y-GSCおよびY-GSA
※会場、日時、形式は変更になる場合がありますので、Y-GSCおよびY-GSAのホームページにてご確認ください。電話、メールでのお問い合わせにはお答えできません。
>関連リンク>横浜国立大学大学院/建築都市スクール"Y-GSA">News