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小田原のどか先生/【公開講座】横浜から〈日本〉を考える 1923年、関東大震災と横浜の朝鮮人・中国人虐殺をめぐって/能を手掛かりに

2025年7月 1日

Y-GSCスタジオの小田原のどか講師が、公開講座を開催します。



小田原研究室公開講座①

「横浜から〈日本〉を考える 1923年、関東大震災と横浜の朝鮮人・中国人虐殺をめぐって」

1923(大正12)年9月1日11時58分、神奈川県西部を震源とするマグニチュード7.9の地震が発生しました。 『それは丘の上から始まった』 著者の後藤 周さんは、当時の子どもたちの震災作文や公文書、 回顧録など、 膨大な資料を30年の時間をかけて実証的に調査・検討し、関東一円に広がった虐殺の〈発火点〉は、横浜であったことを明らかにしました。関東大震災直後の横浜で、何が起こったのか──。 横浜国立大学から考える機会をつくります。


6月24日(火) 17:00〜19:00
フィールドワーク「102年目、横浜の丘の上から」
講師:後藤周さん
定員:10名
会場:JR根岸線「石川町駅」周辺

10月28日(火) 17:00〜19:00
レクチャー「関東大震災:横浜の流言と虐殺を実証的に検証する」
講師:後藤周さん
定員:20名
会場:横浜国立大学常盤台キャンパス都市科学部棟104教室

> 参加申し込みフォーム「1923年、関東大震災と横浜の朝鮮人・中国人虐殺をめぐって」




小田原研究室公開講座②

「横浜から〈日本〉を考える 能を手掛かりに」

「海の日」は、1876年、明治天皇の東北地方巡幸の際、それまでの軍艦ではなく灯台巡視の汽船「明治丸」で航海をし、7月20日に横浜港に帰着したことにちなみ、1941年に制定された「海の記念日」を起源とします。 他方、「海の日」に毎年開催される「よこはま能の会」は、横浜開港150週年(2009年)から始まり、今年で16回目を数えます。 2025春の公開講座は、よこはま能の会実行委員の能楽師・加藤眞悟さんと、能・狂言研究家の小田幸子さんをお迎えし、能を手掛かりに、横浜から〈日本〉を考える機会をつくります。


7月15日(火) 16:30〜19:00
レクチャー「能と天皇制」
講師:小田幸子さん(能・狂言研究家)
定員:20名

7月29日(火) 16:30〜19:00
レクチャー「2025年の〈よこはま能の会〉を終えて」
講師:加藤眞悟さん(能楽師)
定員:20名

> 参加申し込みフォーム「能を手掛かりに」