【修了生情報】者に点5月公演「いきのね(息の音)」5/12(土)13(日)
Y-GSC修了生そめやふにむさんが共同主宰する作品づくりのプラットフォーム「者に点」の公演情報です。
4月、5月、6月と、「老い―Aging」をテーマに3ヶ月連続作品発表を行う、
第二弾5月公演です。
ぜひ足をお運びください!
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「いきのね(息の音)」
者に点はミュージシャン嶺川貴子を迎えてコンテンポラリーダンス公演「いきのね(息の音)」を神楽坂セッションハウスガーデンで行います。
老いをテーマに4月より3ヶ月連続で作品上演する第2回目、者に点は1つのテーマを毎回異なった角度から思考します。
前回公演「おいのこ」では会話の蓄積、経験の反復による記憶と、それら記憶が時間の経過により起こるねじれについて、むかし話「あかたろう」を題材に、記憶を重ねて大きくなる「おいたろう」を舞台美術作品としてそめやふにむ、岡田明彩子が製作し、中村なつみ、仁田晶凱が言葉とダンスを用いて上演を行いました。
古代ギリシアの自然哲学における生命の原理は生きた空気の循環、呼吸(プネウマ、pneuma)によってもたらされると考えられており、身体に起きた不具合(病、疾患)は身体の中の空気の循環に異常がある状態とされ、また老化もその空気の循環が衰えることで起こる現象と考えられていました。
製作した「おいたろう」は1,4m×2mの透明なプラスチックでできた袋状の形をしており、空気を中に溜めることができ、作品ではそのおいたろうが取り入れたり吐き出す空気をおいたろうの呼吸、プネウマと捉え、作品中にその息吹をマイクで拾い音響効果として使用しました。
今回の「いきのね(息の音)」はその息吹に視点を向け(耳を傾け)ることで、無機的な美術作品から出る生きた空気の音と生身の身体から出る呼吸の動きをダンスを用いて身体の動きに解釈することで改めて老いという人間にとって不可避なテーマを考えていきます。
◆出演
大塚郁実
金森温代
仁田晶凱
嶺川貴子
渡會慶
◆美術・制作
伊藤眸
岡田明彩子
そめやふにむ
◆料金
予約/2,500円
当日/3,000円
◆日時
5月12日(土)開場18:30 開演19:00
5月13日(日)開場18:30 開演19:00
◆場所(3公演全て同じ会場となります)
神楽坂セッションハウス
セッションハウス・ガーデン(2F)
〒162-0805
東京都新宿区矢来町158
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